神奈川県最大のターミナル駅・横浜駅と同県海老名市にある海老名駅をつなぐ相鉄線。
今回はそんな相鉄線のイベント車両、「相鉄線ミステリートレイン」に乗車しました!
その模様を少しお伝えしたいと思います。
ミステリートレインとは?
相鉄線ミステリートレインとは
・普段とは違う特別な行路を走る列車に乗車
・どこを走るかは、乗車するまで分からない
・いつもとは違う車窓の景色を楽しむ
というイベント。
行き先もどこを通るかも、当日のお楽しみ。
普段、通勤・通学で使っているような電車から、いつもとは違う景色が見れるなんて少しワクワクしちゃいますね。
事前の抽選で当選した人が乗車することができ、集合時間が異なる1~3号車の3便が走ります。
参加費は「相鉄線1日乗車券」の740円のみとコスパもGOOD!


見事、当選!
2022年5月8日(日)15時に出発する、ミステリートレイン3号に乗車できることになりました。
かしわ台駅から出発
スタートはかしわ台駅。ここには「かしわ台車両センター」があります。
ホームにはこれから乗車すると思われる家族連れや、撮影のためにカメラを構える人がたくさんいらっしゃいました。
ミステリートレイン3号に使用されるのは、こちらの車両でした。

方向幕には、相鉄線のキャラクター「そうにゃん」が描かれていてとても可愛い。
「臨時」と書かれた車両に乗るのは人生初なので、ちょっと緊張します。

検温、消毒などを済ませ、いざ乗車!
お楽しみポイント1:大和駅を通過
車掌さんからのアナウンスがあり、今回の旅のお楽しみポイントは3つあると明かされました。
1つ目のポイントは「大和駅の通過」。
本来であれば急行も特急も、すべての車両が停車するはずの大和駅を、今回は停車せずに通過。
通過する際は、車内のライトが消されるという演出まで。
普段、絶対に見ることができない光景ですね…。
お楽しみポイント2:二俣川駅の5番線へ
分岐がある二俣川駅は折り返し線が設けられており、今回はそこに入線すると放送がありました。
もちろん普段乗客が乗っていることはない場所です。
二俣川駅で自分達の乗っている列車の写真撮影をされている方も大勢いて、非日常感が味わえます。
折り返して二俣駅で一旦停車後、すぐに海老名方面へ出発すると、乗車記念証の配布が始まりました。


これは嬉しい♪大事にとっておこうと思います。
瀬谷駅でお見送り
特急の通過待ちのためと停車した瀬谷駅では、駅員さんがお見送りに来てくれました。

ここでもそうにゃん。お見送りの駅員さんを追いかけて、車両間を移動されている方もいました。
手作り感のある横断幕がとても可愛く、嬉しい演出です。
瀬谷駅を出発すると、再び大和駅。ここでも停車することなく通過します。
お楽しみポイント3:厚木線
通常は我々が入ることができない、相模国分信号所から厚木操車場間を走っていただきました。

10分ほどの待機時間に、通過する相模線を見ることができました。
相模線の乗客も、なんでこんなところにお客さんの乗った相鉄線がいるのかと疑問を持ったかもしれません。
そして普段は決して見ることのできないところから、小田急の車両基地を見下ろすことができました。

相鉄線の車掌さんから「小田急の写真をたくさん撮ってくださいね」とアナウンスがありました。確かにこれは圧巻…。
ツアー終了!かしわ台駅へ
ツアーの全行程が終了し、車両はかしわ台駅へ。降車後は皆さん写真撮影。ホームは人でごった返していました。
県民としてよく知っているエリアや路線のはずなのに、終始新鮮な気持ちになりました。近くで乗車していた家族連れの少年が「とても楽しかった~」と話していてこちらもほっこり。
素敵なツアーを企画していただき、ありがとうございました!