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ラーメン博物館にある「利尻らーめん味楽」へ行ってきました!
以前、日本のラーメンブームの火付け役となった「淺草 來々軒」へ行きましたが、今回は來々軒と味楽の2軒をハシゴしてきました。
もっといろいろなラーメン屋を開拓したい気持ちもありますが、やはりラーメン博物館に来たら來々軒を食べないわけにはいきません。
そして、一気に3店舗回るほどは食べられないため、新規開拓できるのは毎回1店舗となってしまいます。
今回開拓に選ばれたのは「利尻らーめん味楽」!
このお店の本店はラーメン通の中でも、日本一行くことが難しいと言われています。
北海道の離島にあるため、東京から向かう場合は飛行機で北海道まで行き、そこからフェリーで利尻島、さらにバスに乗ってラーメン屋近くまで行かなくてはならず、うまく乗り継いでも8時間かかってしまうそうです。
しかも営業時間は11:30〜14:00と2時間30分しかなく、仮にここまで頑張って行ったのに営業時間内に辿り着けなかったとなれば、もう目も当てられない状況になってしまいます。
そもそも朝一番に東京を出発しても、14:00までに辿り着くことはできないので、北海道での前泊が必須です。
飛行機とフェリーを乗り継ぎ8時間。本店の営業時間は2時間30分。
日本一?のハードルの高さを誇る「島ラーメン」がラー博に上陸。
日本三大昆布「利尻昆布」をふんだんに使った「焼き醤油らーめん」は旨味が凝縮した極上スープ。
利尻本店は、ミシュランガイド北海道2012特別版、2017特別版ビブグルマンに選ばれました。
https://www.raumen.co.jp/shop/rishiri.html
こんな冒険モノで勇者が向かうようなところにあるラーメン屋さんが、新横浜に出店しているのは奇跡といえるでしょう。
それにしても、ミシュランの人はこういう離島でもしっかり食べに行くので、流石としか言いようがありません。
まず入店して目を引くのが、干からびた巨大な木の板のような物。
実はこれがラーメンの味を左右している「利尻昆布」なのです。
本気の昆布出汁を楽しみに入店し、ミニ焼き醤油ラーメン(600円)と、トッピングにとろろ昆布(150円)を注文!
スープは、利尻で穫れた利尻昆布をふんだんに使った和風スープと、豚骨・鶏ガラの動物系スープをブレンド。
それぞれの旨みをしっかりと引き出しながら、密度の濃いスープでした。
昆布が効いているので、海の豊富な栄養素が体に染み渡る感じがします。
濃厚でありながらも飲みやすく、レンゲを掬う手が止まらずに、いくらでも飲めてしまいました。
注文ごとに中華鍋で醤油ダレを焦がし、ブレンドしたスープを注いでいるそうで、濃厚な昆布ダシと動物系の旨味が重なり合い、香ばしい醤油の香りが食欲を掻き立てます。
麺は、利尻昆布の旨味が凝縮された濃厚なスープに負けないようにと、中太の熟成ちぢれ麺を使用しているそうです。
本場の味噌ラーメンが食べたいと、寒い雪の日に、札幌で味噌ラーメンを食べた時を思い出す麺でした。
モチモチとした食感がたまらなく、ミニサイズにしてしまったことを後悔するほど。
スープに半分沈みかけていた海苔を広げてみると、2等辺三角形になっていました。
基本のトッピングはチャーシュー、キクラゲ、メンマ、ネギ、海苔と、スープの味を引き立たせるためのシンプルなトッピングではありますが、細かいところにもこだわっている様子が海苔の形ひとつからも見えてきます。
写真撮影が下手ですが、とろろ昆布を乗せてみたところです。
とろろ昆布はスープに入るとスーッと溶け込み、ドロドロした姿に変わります。
これを麺と絡めて食べると、めちゃめちゃ上手い!!
トッピング150円なので、これは頼んでおいた方が良いと思います。
メンマも立派で、1本入っているだけで存在感がありました。
歯応えも十分あって北海道の力強さを感じます。
ミニサイズだということもあり、あっという間に完食!
利尻島というとても高いハードルがありながらも、大人気になる理由が分かりました。
流石に利尻島まで行くのはちょっと・・・という方は、ラーメン博物館で食べてみてください。
ラーメン博物館まで行くのは・・・という方には、通販もあるそうです。